江崎べっ甲店について

江崎べっ甲店

明治31年建築 有形文化財
正店舗外観は,東が町家風,西が土蔵風で,軒廻り・窓廻り等の要所を洋風とし、内部は全体を洋風につくられています。

歴史

初代 江崎清蔵が、宝永6年(1709年)長崎に江崎家を興してから約300年。
世襲9代べっ甲業に従事し、べっ甲の歴史と共に歩み続けています。
長崎ではもちろん、日本で一番伝統あるべっ甲専門店の老舗です。

初代を江崎清蔵といい、代々 清蔵、清造、栄造の名を襲名しています。
5代栄造は、明治5年から皇室の御用品を謹製し、明治33年5月、宮内省御用達となり、同年9月、日本中から集めた特産品、美術品を持って日露貿易視察農商務省嘱託として渡露。
首都ぺテルスブグ(レニングラード)で最初の日本見本市を開きました。

大正元年、徳一が、6代目栄造を襲名し、大正2年4月、新たに宮内省御用達となりました。
江戸時代からの江崎家伝統の技術の上に不断の研鑽を加え、数々の美術作品を作りました。
その作品が万国各博覧会、展覧会などで幾多の最高賞に輝きました。
昭和32年、べっ甲業界で最初で唯一人の無形文化財となり、同年5月、多年、べっ甲美術品製造業に従い、つねに技術の研究改善に努めて輸出の伸長、産業の発達に寄与した功によって黄綬褒章を受けました。
そして翌昭和33年の文化の日に、長崎特産べっ甲細工の隆盛に努め、長崎市の文化と産業の発達に貢献した業績で、市政功労者として表彰されました。

当主の歴史

初 代 江崎清蔵宝永6年(1709)~明和2年(1765)
長崎に江崎家を興す。
2代目 江崎清造寛延元年(1748)~文政8年(1825)
3代目 江崎清蔵天明元年(1788)~明治5年(1872)
4代目 江崎清造文化15年(1818)~明治33年(1900)
外国人向けべっ甲細工を作り出す。
5代目 江崎栄造天保14年(1843)~大正元年(1912)
宮内省御用達
露国において最初の日本見本市を開催。
6代目 江崎栄造明治11年(1878)~昭和40年(1965)
宮内省御用達
無形文化財
7代目 江崎栄一明治33年(1900)~平成元年(1989)
天皇、皇后両陛下を奉迎。
昭和56年ローマ法王への献上品を制作。
8代目 江崎浩二昭和6年(1931)~平成21年(2009)
昭和39年べっ甲資料館開設。
9代目 江崎淑夫昭和16年(1941)~
現当主。

無形文化財

六代目 江崎栄造は、江崎家伝承のべっ甲技術を永久保存するため、べっ甲業界でただ一人、「無形文化財」の指定を受けました。
大正4年のサンフランシスコ万国博では、「岩上の鷹」でグランプリ(最高賞)を受賞。
続いて、パリ万国博の「鯉」の置物もグランプリ(最高賞)を受けています。


六代目 江崎栄造


べっ甲資料館

会社概要/ショップ概要

■会社名株式会社江崎べっ甲店
■所在地〒850-0874 長崎県長崎市魚の町7-13
■電話番号095-821-0328
■FAX番号095-827-1178
■メールinfo@ezaki-bekko-ten.co.jp
■代表者代表取締役社長 江崎淑夫
■設立年月日創業 宝永6年(1709年)
■従業員数47名
■業務内容べっ甲製造販売
■営業時間9:00~17:00
■定休日年中無休

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